今回はBlenderでリアルな地面の作り方をご紹介していきたいと思います。
参考動画
リアルな地面の作り方
地形を作る
まずは地面を作るための地形を作っていきたいと思います。
Blender 簡単に地形を作るアドオン【A.N.T.Landscape】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
平面を追加し、その平面にモディファイヤーを追加します。
サブディビジョンモディファイヤー(細分割曲面)を行った後、ディスプレイスメントモディファイヤーを追加しています。
Blender Displacement Mapの使い方!テクスチャ模様をメッシュに適用する - TomoGのごちゃまぜ倉庫
そして、この時のディスプレイスメントのテクスチャは上図のようにするのがいいと思います。このテクスチャタイプは自分の作成したい地形に合わせてください。
何かに使えそうだけど、あんまり使い道が思いうかばないディスプレイスメントのクラウドタイプのノイズタイプ
— 智G (@tomohikog12) 2019年9月14日
ディスプレイスメントモディファイヤーを使う時はたいていテクスチャタイプはクラウドで、ノイズタイプはそのまま。
このノイズタイプを変えることで何かしら利用場面増えたらいいんだけど pic.twitter.com/11Pqrahzgt
上記のツイートのように他のテクスチャタイプで地形を探してみるというのもいいと思います。
地面の凹凸を作る
前節の方法で地形を作ったら、その地形の上にリアルな地面を作成していきたいと思います。
上図のように、新たにサブディビジョンモディファイヤーとディスプレイスメントモディファイヤーを追加してください。
今回のディスプレイスメントモディファイヤーのテクスチャ座標は平面のUVマップとなっています。
BlenderでUV展開する方法【初心者向け】 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
今回のディスプレイスメントのテクスチャは画像を用います。テクスチャのdisp画像を用いてください。
販売用3Dモデルに使えるフリーテクスチャ素材サイト まとめ - TomoGのごちゃまぜ倉庫
これで、リアルな地面を作る方法は完了となります。
あとは、マテリアル設定を行うだけとなります。
通常のノードですので、説明は割愛します。
本記事の手法のデメリット
今回の手法を行ってみた感想として下記のツイートをしました。
地面をディスプレイスメントを使って作ってみた。
— 智G (@tomohikog12) 2019年9月15日
ギリギリ及第点・・・かな?
やっぱり実際にリアルな地面を作ろう思ったら、石とか小枝は予めモデリングして置くというのが一番かと思う。 pic.twitter.com/U0qq4GJgDI
正直なところあんまり実用的ではないと感じたものになっています。
その理由として
・頂点数が多い(本記事のトップ画像で頂点数26万オーバー)
・細部を見るとおかしいところが散見される
・テクスチャの座標を変更できない
の3点挙げられます。
他の方法を見つけ次第そちらも試してみようと思います。
本記事の内容は以上となります。
地面は基本的には作らないといけないものなので、よく求められるものだと思います。なので、本手法はその1つとしてご理解ください。
本記事は以上です。お疲れさまでした。